斎藤元彦知事(兵庫県)のパワハラ疑惑問題が、波紋を呼んでいますね。
告発した職員が亡くなり、斎藤知事は辞職を拒みつづけており、ネットは炎上しています。
今回は、斎藤知事のパワハラ内容をまとめていきます。
パワハラ疑惑問題の概略
この問題は2024年3月、報道機関などに匿名の告発文が届いたことに端を発します。
告発文には、兵庫県知事である斎藤元彦氏に関する内容が記されていました。
- 職員へのパワハラ
- 視察先からの贈答品受け取り
- プロ野球の阪神・オリックス優勝パレードを巡る経費処理の不正
その後の県の調査により、告発文は県民局長が作成していたものと判明しました。
斎藤知事は告発文の内容を「嘘八百」「事実無根」と否定したうえ、
告発した職員を「公務員失格」と批難し、県民局長を懲戒処分にしました。
その後、元県民局長は遺書を書いて自死しております。
告発文に記載されていた内容は、百条委員会を通して事実関係の調べが続いています。
斎藤元彦知事のパワハラ内容は?

では告発文に記されていたパワハラとは、どのような内容だったのでしょうか
告発文はパワハラに限らず横領や収賄等も含む内容が7項目で、、A4判4枚に渡ってまとめられていたようです。
そのうち、パワハラについては7項目めに記載があったとされています。
今回はその項目にフォーカスし、記載されていた事象を5つご紹介します。
①休日・夜中に関わらずチャットで業務指示
パワハラ疑惑の1つ目が、幹部に対して休日夜間問わずチャットで業務指示を送っていたことです。
職員のプライベートな時間など関係なく矢のように送られてきていたようで、
返信が遅くなると「やる気がない」と批難されたそうです。
②日常的に部下を怒鳴りつける
普段から執務室や出張先など、ところ構わず部下を怒鳴りつけていたそうです。
それは多くの職員の限界を超えて、あちこちから悲鳴が上がるほど。
この問題を受け、知事自ら全職員に対してアンケートを実施。
パワハラの実態を調べたところ、パワハラがあったと回答が出ました。
これにより百条委員会の設置が決まり、この問題の調査が始まることになりました。
③出張先で出迎えた職員に怒鳴り散らす
出張先に出向いた際、エントランスまで車両が入れないことから、約20メートル手前で車を降りて向かったそう。
それが気に入らなかった斎藤知事は、出迎えた職員に怒鳴り散らしました。
この件に対し斎藤知事は「厳しい口調で注意した」と弁解しています。
④知らないことがあると担当者を呼び出し説教
自身の知らない行政の取り組みがテレビで取り上げられ評判になったことがあったそう。
自身に知らされていないことに腹を立て、担当者を呼び出したそうです。
そこで執拗に攻め立て説教をしたとのことです。
⑤知事レクで机を叩いて叱責
知事レクと呼ばれる戦略的広報活動というものがあります。
行政の活動について、職員から知事に向けて報告・相談をするものだと思います。
その知事レクにて、斎藤知事は自身の気に入らない意見があると、机を叩いて叱責していたそうです。
まとめ
以上、斎藤元彦知事(兵庫県)のパワハラ内容をまとめました。
百条委員会を通して事実関係の調べが進んでいますが、人間性を疑うような話ばかりでしたね。
不信任案の協議が進んでいますが、辞職するのかどうか、この先も動向に注目しましょう。
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