グアム墜落事故の被害者数は?ほか墜落事故の被害規模ランキング3選

日テレ系『ザ・世界仰天ニュース』で、大韓航空のグアム墜落事故が取り上げられました。

多くの被害者が出た痛ましい事故ですが、世界には数多くの墜落事故があり、より被害が大きかったものもあります。

今回は、世界で起きた墜落事故の被害規模をランキング形式でまとめました。

目次

グアム墜落事故の被害者数は?

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%9F%93%E8%88%AA%E7%A9%BA801%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

グアム墜落事故は、別名『大韓航空801便墜落事故』と呼ばれています。

乗員乗客254人のうち、被害者(死者)数は228人にものぼる痛ましい事故でした。

1997年8月6日現地時間の1時42分頃、グアム国際空港へ着陸進入中の大韓航空801便が墜落しました。

さまざまな角度から事故の原因分析がなされてたが、主な原因は”パイロットミスとされいます。

  • 機長は業務調整の兼ね合いで”ドバイ行き→グアム行き”へ振り替えられていたこと
  • 適切なブリーフィングが行われなかったこと
  • 会社としてのトレーニングが不十分であったこと

経験も実績もあるクルーだったようだけど、慢心があったということか…

墜落事故の被害規模ランキング3選

悲しいですが、過去には多くの墜落事故が発生しました。

ここでは被害者数に焦点を当てて、被害が大きかった墜落事故をまとめていきます。

なお、9.11のようなハイジャックによる事故や、陸上での事故など墜落ではない事故は、ここでは対象外とします。

1位:日本航空123便墜落事故

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%88%AA%E7%A9%BA123%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

日本航空123便墜落事故は、520人の死者数を出し、世界最大被害規模の墜落事故とされています。

1985年8月12日、日本航空123便が操縦不能に陥り、群馬県にある高天原山に墜落した事故です。

日本航空としては、記憶に新しい2024年の羽田空港地上衝突事故が発生するまでは、最後の機体全損事故でした。

原因は、機体の修理不良と設計上の欠陥であったといわれています。

2位:ニューデリー空中衝突事故

ニューデリー空中衝突事故は、1996年にインドで発生した、サウジアラビア航空763便とカザフスタン航空1907便が空中衝突した事故です。

両機の乗員乗客合わせた349名全員が死亡した、悲惨な事故でした。

原因としては、カザフスタン航空1907便のパイロットによる過失とされています。

3位:トルコ航空981便墜落事故

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E8%88%AA%E7%A9%BADC-10%E3%83%91%E3%83%AA%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

トルコ航空981便墜落事故は、1974年にフランスで発生した、トルコ航空981便が墜落した事故です。

乗員乗客合わせた346名全員が死亡した事故で、300人以上が登場した大型旅客金として初めての大事故でした。

事故の原因は、貨物室扉の閉鎖が不完全であったことがきっかけで、機体上昇に伴う圧力差により扉が脱落し、機体のバランスが崩れ、制御機能が失われ、最終的には操縦不能に陥り墜落したものでした。

事故機は1972年にマクドネル・ダグラス社が全日空(ANA)向けに製造したものでしたが、ロッキード事件の影響によりキャンセルされた機体で、在庫となっていたものをトルコ航空に破格で販売したものだったそうです。

日航機やロッキードなど、偶然もあるし、この件では誇ることでもないけれど、航空業界での日本の影響力を感じるね。

まとめ

今回は、世界で起きた墜落事故の被害規模をまとめました。

過去を遡れば悲惨な事故が発生していますが、それらを教訓に飛行機は現在”最も安全な乗り物”といわれています。

そこに至るまでの尽力や努力はたいへんなものであったと思います。

これからも安全を目指し続けていただくことと、これ以上悲しい事故が起きないことを祈ります。

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