2024年パリオリンピックの女子レスリング 53kg級で金メダルを獲得した藤波朱理さん!
大会前から圧倒的な強さが評判でしたが、実は前大会の2021年東京オリンピックには出場していないんです。
今回は、藤波朱理さんが東京オリンピックに出てない理由をまとめていきます。
藤波朱理が東京オリンピックに出てない理由とは?
- 2003年11月11日生まれの20歳(2024年10月時点)
- 2020年、高校2年生で全日本レスリング選手権に初出場・初優勝
- 翌2021年、高校3年生で世界選手権に初出場・初優勝、全日本レスリング選手権で2連覇
当時も文句なしに強かった藤波朱理さんですが、東京オリンピックに出てない理由は何だったのでしょうか?
東京オリンピックに出てない理由
その理由は、レスリングにおけるオリンピックの年齢制限です。
国際レスリングルールでは、オリンピック大会の出場年齢を“20歳以上”と規定しています。
東京オリンピック当時の藤波朱理さんは18歳でしたので、出場資格がなかった訳ですね。
レスリングには20歳以上の年齢制限があっとは知らなかったな。
別の競技では10代の選手が活躍してるけど、全然違うんだね~
年齢制限は競技で異なる?
レスリングでは、オリンピックの年齢制限が20歳以上でした。
そうすると、「オリンピックって10代の人も出てなかったっけ?」と疑問がわきます。
オリンピックの年齢制限
実は、オリンピック自体には年齢制限がないんです。
その代わり、各競技の国際団体が競技の特質に合わせた身体的・精神的負担を考慮して、年齢制限を設定しています。
各競技の年齢制限
それでは、各競技がオリンピックに定める年齢制限はどのようになっているのでしょうか?
- 体操:男子18歳以上、女子16歳以上
- 飛び込み:15歳以上
- ボクシング:18歳~44歳
- スケートボード:年齢制限なし(ただし、18歳未満にはヘルメット着用義務あり)
上記はいずれも、選手の身体的・健康的負担を考慮したものです。
一方で例えば、サッカーは『23歳以下』の年齢制限がありますよね!
これは“ワールドカップと区別をつける”という目的があり、競技によって制限には多様な理由があるわけです。
選手の健康や競技におけるオリンピックの位置づけも年齢制限に関係するんだね。年齢制限によって不公平感に泣く選手がいるニュースを見たことあるけど、様々な観点での適正な年齢制限が議論されてるんだろうな~
藤波朱理の強さとは
藤波朱理さんが東京オリンピックに出てない理由が話題になるのは、やはりその強さゆえです!
2017年6月の全国中学生選手権で、当時13歳だった藤波朱理さんは決勝で敗れて準優勝に終わりました。
そしてそれから現在まで7年間を連勝し続け、いまも連勝記録は継続中です!
レスリングの連勝記録といえば、吉田沙保里さんの119連勝ですよね!
圧倒的な数字ですが、藤波朱理さんはそれを超えてまだ伸ばしています!
2人ともスゴすぎるし、この先が楽しみすぎる!
まとめ
今回は、藤波朱理さんが東京オリンピックに出てない理由をまとめました。
- オリンピックでは競技によって年齢制限があり、レスリングは20歳以上と定められている。
- 東京オリンピック当時の藤波朱理さんは18歳で、出場資格を得られなかった。
- 当時から圧倒的な強さを誇り、パリオリンピックで金メダルを獲得して137連勝中である。
オリンピックは成績が良ければ出られるかといえばそうではなく、タイミングも重要な訳ですね。
藤波朱理さんについては今がピークとはいえずまだまだ強くなりそうで、この先も大いに期待しましょう!
- オリンピック最年少出場は何歳?
- オリンピック最高齢出場は何歳?
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